ダンス物語⑲ 神戸に帰った私は再就職!ダンスの研究の成果を市民マラソンで試す!

お金が尽きた私は、東京から

とりあえず神戸に帰り

これからどのように生活していくか

思案していました

「ダンスでは生徒がいないので、すぐには食べていけない!」

「何か仕事をして収入を得なければ!」と思い

だらだらと3か月くらい過ぎたある日、

プルプルプルと電話が鳴りました

出てみると以前お世話になった

派遣先の会社の部長からでした

部長は、私に「今何してんの?」

「社員として働いてくれない?」と

お声をかけてくださりました

私は、少し戸惑いましたがお金がなかったので

「よろしくお願いします」と返答しました

こうしてお昼は会社で働き、その他の時間は

今まで学んだこと、東京で学習したことを

まとめながらダンスの研究をしていきました

研究というのは、今まで何百人の方と

踊ったり教えさせていただいたりして

得られたデーターを検証していくことです

当然、何人かの女性支持者の助けを借りながら・・・

何年か経ち、確証みたいなものが得られたので

自分自身の身体操縦がうまくできるか試すために

関西地区の市民マラソンに片っ端から出場しました

なぜマラソンかというと、立つ、歩く、走ることが

ダンスの基本であるからです

最初に出場をしたときは1000人中200位くらい

でしたが身体の微調整をしながら出場を重ねていくと

5回目で20位以内、10回目になると

5位、3位、2位と入賞できるようになりました

新聞にも載るようになったので

会社の名前で走りました(宣伝のため)

私は、「やった!構築できた!」と叫び

研究の成果が出たことに興奮しました

2位になったときは、会場近くの居酒屋で

お刺身、天ぷら、サイコロステーキを食べながら

「ダンスの技術に応用できる」

「無理なレッスンをしなくても

生徒さんを上手にしてあげることができる」と

お酒も入っているせいか過剰な自信に満ち溢れていました

そして、

「少しずつ生徒さんに教えていかなければ!」と

冷静にもなっていました

青春時代の1ページ

 

新年のご挨拶

2025年1月1日 元旦

いつもお世話になっております

ダンススタジオユウの

磯田でございます

新年、明けましておめでとうございます

皆様におかれましては輝かしい新年を

お迎えのこととお喜び申し上げます

また、旧年中は、多大なるご尽力をいただき、

本年も、更なるサービス向上に

努めて参りますので、より一層のご支援、

お引き立てを賜りますよう

お願い申し上げます

皆様のご健康とご多幸をお祈りし、

新年のご挨拶とさせていただきます

画像は、私の自宅の床の間です

年末のご挨拶

いつもお世話になっております

ダンススタジオユウの

磯田でございます

皆様には、ブログを読んでいただいたり

レッスンに参加していただいたり

誠にありがとうございました

本年も残りわずかとなりましたので

年末のご挨拶とさせていただきます

ダンス物語⑱ 社交ダンスの追求を重ね、ついに発見! そして神戸へ!

東京でレッスンを重ねているうちに

ふと、思ったことは

「関西に比べてレベルが高いな,

層が厚いな」と痛感しました

上手な方は、踊るときに

エネルギーや力を上体から

水平ラインより、やや下方に使います

訓練が浅いと踊るときに

下腿から水平ラインより上方になり

動きが上ずってしまいます

軸に重心をかけながら

踊れないということです

もう一つ上手な方の特徴は

踊り方がとてもナチュラルです

ボディを極度にねじらないので

動きに滑らかさがあります

「このような動きをどうしたら

論理的にできるのだろう」と

いつも考えるようになりました

そんなある時 テレビで

馬の歩き姿を見ていて

思わず 「これだ!」と思いました

「お馬さんありがとうございます」 ニッコリ

物理には、ベクトルや位相差があります

ボディの動きには軸が関連しています

軸は方向性を示すベクトルや

時間差を示す位相差を

組み合わせることにより

合理的な動きが可能になると

ひらめいたのです

思わず這いつくばりました(笑)

ダンスは、足を動かしてステップを

するのですが、縦長の体を

平行移動するには

上体(ボディ)の作用が必要です

私は、しばらく検証を繰り返し

ある程度自信がついてきました

何人かの上手な女性の方に協力していただき

ある程度確証を得ることができました

気がつくとあまりにもダンスに没頭しすぎて

生活費が少なくなっていました

「明日から どうしよう、お金がない!」

「ある程度学んだし、発見があったから

とりあえずもういいかな」と思い

神戸へ帰ることにしました

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ダンススタジオユウ  社交ダンスレッスン内容

Standerd  (スタンダード)

Blues (ブルース) 入門

Waltz  (ワルツ) 初級 中級  上級

Tango  (タンゴ) 初級 中級  上級

Slow  Foxtrot

(スロー・フォックストロット)

中級 上級

Quick  Step

(クイック・ステップ)

中級 上級

 

Latin (ラテン) 

Mambo  (マンボ) 入門

Jilva  (ジルバ)  入門

Rumba   (ルンバ) 初級 中級 上級

Cha  Cha  Cha   (チャチャチャ)

初級 中級 上級

Samba   (サンバ)   中級 上級

Jive   (ジャイブ)    中級 上級

Paso   Doble   (パソ・ドブレ)

中級 上級

 

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ダンス物語⑰ 今夜はどこに泊まろう?東京での修業が始まる!

ダンスホールを後にした私は

今夜 泊まるところを探しました

これから自分自身の勉強代が

かかるので「経費を下げなければ!」

と思い新宿区役所近くの

カプセルホテルにしました

中に入ると、二段になった

カプセルの部屋が両サイドに

並んでいました

私は上の部屋になりました

とりあえずシャワーを浴びて

みなさんが集うフロアに行きますと

一人のおじさんが、私を見るなり

ニッコリされ「どちらから?」と

聞かれました

私は「神戸から来ました」と言うと、

「そうか、僕は、ここに住んでいるんだ

昔は、役者をしていてね

今は仕事も来なくなり、ここが

終の棲家になっているんだ」と

1時間ぐらい、このようなことを

語られました

「私も以前、朝日系列のテレビドラマに

出演したことがあります」と

言いますと

「あなたは俳優ですか?」と

聞かれましたので

「違います

私は、プロのダンス教師です」と

言いました

すると、おじさんは私のことに

とても興味を持ってくださり

更に、1時間ほどお話をしました

最後の方になると,おじさんの

自慢話のオンパレードが始まり

私も少し疲れてきましたので

「そろそろ就寝してもよろしいでしょうか?」と

おじさんに言いますと

「おー!悪かった!悪かった!」と

言われましたので

「では、おやすみなさい」と

ご挨拶をしますと

おじさんは「おやすみなさい

ゆっくり休んでください

この続きはまた明日ね」と

言われました

私は「まいったな!」と思い

明日は、自分自身のレッスンが

あるので、すぐ寝ることにしました

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ラテンレッスン(サンバ上級)

ライト・シャドー・ポジション

リズム・バウンス・オン・レフト・フット

ライト・フット・サンバ・ウォーク

クルザード・ウォーク・アンド・ロック

クルザード・ウォーク

フット・チェンジ

ウイスク・ツー・ライト・アンド・レフト(2回)

プロムナード・アンド・カウンター・プロムナード・ラン

スリー・ステップ・ターン

サンバ・ロック(1~9)

シャドー・ボタ・フォゴ(4~6)(1~6)(1~3)

クリス・クロス・ボルタ(1~7)

メイポール

トラベリング・ボルタ・ツー・レフト

レフト・フット・ステーショナリー・サンバ・ウォーク

サンバ・ウォーク・イン・プロムナード・ポジション

ローリング・オフ・ジ・アーム

リバース・ロール

バック・ロック

プラット(2回)

リバース・ターン(4~6)

ウイスク・ツー・レフト

ウイスク・ツー・ライト

(女性左へソロ・スポット・ボルタ)

ソロ・スポット・ボルタ(2回)

コルタ・ジャカ

ナチュラル・ロール(1~6)

プロムナード・アンド・カウンター・プロムナード・ラン

以上

ダンス物語⑯新たな旅立ち!東京のダンスホールでスカウトされる!

私は、神戸の街のインフラが整うまで

いろんな仕事をしました

今までは、香水が漂う教室の中で

ドレスアップした女性相手にダンスをしていたのが

荒々しい言葉が交錯する男たちの中で

汗をかきながら仕事をしているのです

神戸も少しずつ復興していき

町も正常化していきました

私も精神的な苦しみが癒されたので

ダンスをすることを考えるようになりました

しかし、時がたちすぎたため大阪の生徒さんたちとは

疎遠になってしまい、教室に戻る理由がなくなってしまいました

「仕方がない!」「ああ、無常!」

何日か呆然としていました

そして新たな旅立ちを決断しました

それは、東京でダンスを踊ることです

いくつかのダンス教室をピックアップして

新宿行きの夜行バスに乗って東京に行きました

朝6時頃ついたので喫茶店でモーニングを頼み

お昼過ぎまであちらこちらと歩いて回りました

そしてお目当ての教室に行きましたが

お休みでした <ショック>

その時、思い浮かんだのが新宿にダンスホールがあるので

どんな雰囲気か見に行ってみようと思い

夜7時頃、踊りに行きました

受付に黒服の方が立っていて

そこでお支払いをして中に入りました

大勢の方が踊っていました

ソファーに座ってしばらく眺めていました

「やはり東京、レベルが高いなー」と

私は思いました

踊り方が洗練されています

そうしていると向こうから

ローマの休日の王女様のような

女性の方が近づいてこられて

「踊ってくださらない」とおっしゃられました

「はい」と返事をしてワルツを踊りました

とてもいい香水の香りがしました

ドレスも宝石もかなり高価なものをつけられていて

「この方は、ただものじゃないな!」と思いました

私のリードに従順についてこられて

とても感じのいい踊り方をされる方だなと思いました

踊り終わって、私は、「お上手ですね」と言いました

すると彼女は、「あなたこそ」と言ってくれました

そして「入ってこられた時からずっと見てました」

「あなた様はプロでしょ!わかっているんだから」と言われ

私は、「参りました」と答えました

そうして、彼女のお友達とか他の奥様とか

いろんな方とご縁ができてしまって

雇われダンサーのようになっていました

これはまずいぞ!そろそろ帰らねば!と思い

一区切りがついたところで

「今夜は楽しかったです。そろそろお暇します」と言いますと

「あら、もう少しよろしいじゃないですか」

「この後、お寿司屋さんに行きましょ」

「ねえ、先生」とおっしゃられました

私は、いつの間にか先生になっているぞと思い

東京に来た目的があるので今夜は退散しました

帰る時、支配人らしき方が

「どちらの先生ですか?」と言われ

「神戸から来ました」と言いました

すると突然「うちに来てもらえませんか?」と

言われて、わたしは「ちょっと今は?」と

曖昧な返事をしました

「いつでもご連絡ください」と名刺を渡され

「わかりました」と答えてダンスホールを後にしました

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ダンス物語⑮1日も早く復帰したいが、精神的に踊れなくなる!神戸の復興がまず第一!

私の住宅は、半壊状態になり

避難所で生活することになりました

毎日、冷たい弁当ばかりを食べていて

「あったかいものが食べたいなー」と

思っていました

何週間か経ち 避難所で昼寝をしていると

何回も何回も私を呼ぶ声が聞こえるではないですか

ふと見ると、私の生徒のYさんです

「先生、大変でしたね!」

「これ、必要なものが入っています」と

大きな段ボール箱を渡してくれました

その後も10人ぐらい生徒さんが来てくれました

美人先生2人も来てくれました

その頃大阪と神戸は、道路と鉄道が寸断されていて

大阪から新神戸経由で皆さん来てくれたみたいです

私は、「周りの人に恵まれているなー」

「ここまでこれたのは、みなさんのおかげ」

「早く復帰しなければ」と思いました

何日か経ち、ダンスのことばかり考えていましたが

「早く復帰しなければ!」と思うと

地震発生から今までの出来事が走馬灯のように蘇り

精神的に踊れない状態になっていました

もしかして私は、ダンスより神戸復興を考えているのでは

何日間か自問しました

その結果、心の中で「離れてはいけない!」

「少しでも復興のために何かしなければ!」

と思い、意を決して川崎重工の兵庫工場で

電車を作る仕事に就きました

心の中では「生徒のみなさん、すぐに復帰できなくて、すみません!」と

思っていました

その後、何年間、転職を繰り返し

復興にかかわる仕事をしていました

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