ダンス物語⑬私は電話を持っていない!時には電報が!そんな時、思いがけないプレゼントが!

ダンス物語

今は、どなたでもスマートホンなどの

携帯電話をお持ちですね。

当時、連絡する手段はお家の固定電話か

公衆電話,ポケベルなどでした。

携帯電話を持っている人は、特殊な仕事をしている人

工事現場で仕事をしている人などでした。

一般的には、普及されてませんでした。

今の若い方には信じられない世界です。

そんな中、私は固定電話も持っていませんでした。

それなので、ついついうっかりすると

知人や生徒さんから電報が届くのです。

「**です。至急ご連絡下さい!」と。

一瞬、「ドキッと」としますね。

急いで公衆電話から電話をします。

お相手からは、「もういい加減電話つけてよ!」

と言われます。

「つけてよ!」とは、家に設置することです。

今思えば、人と連絡がなかなか取れないことに、

情緒を感じていたのかも。

そしてある時、

Mさんが、「先生、プレゼント!」と

セイデンシャの大きな袋を渡してくださいました。

「何ですか?」と、お聞きしますと

「開けてみて!」と。

すると中には、電話機と

NTTの加入権が入っていました。

私は、思わず感極まって、

「本当にありがとうございます。」

Mさんは「いえいえ、どういたしまして!

先生これで逃げられませんよ!」と。

青春時代の1ページ

 

 

 

 

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