プロになってから半年がたちました。
新規の入会者や他の先生のおかげで、
私の予約帳は、いっぱいになりました。
デパートで買い物をしていると、
「先生!」「次、金曜日ね!」と、
声をかけていただいたりして、
やっと、「プロとして仕事をしているんだな」と
実感することができました。
それと同時に、生徒の皆さんは、
レッスンを楽しみにしてくれてるので、
「正しく教えなければ!」と、
責任を感じました。
そして、そのように考えていると、
ある矛盾が!
それは、楽しいレッスンと、
ダンスを習得していくレッスンは、
必ずしも一致しない!ということです。
生徒さん生徒さん考え方が違い、目的も違うので、
その辺を見極めて教えなければ!と、
思ったのです。
なかなか頭で思っても実践が難しいですね。
そんなある日、ご年配の方が、私の肩に手を当てて、
「先生、もっと肩の力を抜いて」
「私は、先生とお話をしに来ているの」
と、おっしゃっていただき、
何だか気分がとても楽になってきました。
その時、ふと、「やはり、習い事を続けるには、
楽しい方がいい!」
「1番が楽しく2番が上達だな」
「レッスンが楽しくて上手になればいいんだ!」
と、思ったのです。
ただ、生徒さんには、個人差があるので、
楽しさと厳しさを天秤ばかりで計りながら、
生徒さんに接していきました。
青春時代の1ページ