社交ダンス物語⑨教えることの難しさ!10人いれば10色の色があります!

ダンス物語

プロになってから半年がたちました。

新規の入会者や他の先生のおかげで、

私の予約帳は、いっぱいになりました。

デパートで買い物をしていると、

「先生!」「次、金曜日ね!」と、

声をかけていただいたりして、

やっと、「プロとして仕事をしているんだな」と

実感することができました。

それと同時に、生徒の皆さんは、

レッスンを楽しみにしてくれてるので、

「正しく教えなければ!」と、

責任を感じました。

そして、そのように考えていると、

ある矛盾が!

それは、楽しいレッスンと、

ダンスを習得していくレッスンは、

必ずしも一致しない!ということです。

生徒さん生徒さん考え方が違い、目的も違うので、

その辺を見極めて教えなければ!と、

思ったのです。

なかなか頭で思っても実践が難しいですね。

そんなある日、ご年配の方が、私の肩に手を当てて、

「先生、もっと肩の力を抜いて」

「私は、先生とお話をしに来ているの」

と、おっしゃっていただき、

何だか気分がとても楽になってきました。

その時、ふと、「やはり、習い事を続けるには、

楽しい方がいい!」

「1番が楽しく2番が上達だな」

「レッスンが楽しくて上手になればいいんだ!」

と、思ったのです。

ただ、生徒さんには、個人差があるので、

楽しさと厳しさを天秤ばかりで計りながら、

生徒さんに接していきました。

青春時代の1ページ

 

 

 

 

 

 

 

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